リトルバードジャズオーケストラ10年の軌跡

こどもだって、スウィングしたい!
「ジャズは、大人だけが聴いて、演奏する音楽じゃない。」
そんな想いから始まったのが、リトルバードジャズオーケストラです。
結成当時、全国を見渡しても、こどもたちだけで活動するジャズバンドは、各都道府県に一つあるかないか。ここ岐阜県も例外ではなく、こどもたちがジャズを演奏できる場所は、ほとんどありませんでした。
「ないなら、作ろう!」
すべては、そこから始まりました。
まずはメンバー募集。
もちろん、最初からたくさんのこどもたちが集まったわけではありません。
少しずつ仲間が増え、練習を重ね、ステージに立ち——。
気がつけば、あれから10年。
そして今日、これまで活動を続けてきたメンバーや卒団生たちと一緒に、『ジャズフォーキッズinぎふ2026』のステージに立ちます。
「こどもだって、スウィングしたい!」
10年前に掲げたこの想いが、今日のステージへとつながっています。

まだ、楽器も備品も何もそろっていなかった頃。
そして、呼びかけに集まった最初のメンバーは、サックス、トランペット、ピアノ、ドラム。
一般的なジャズのビッグバンドは20人弱。
もちろん、そこには程遠い人数からのスタートでした。
それでも、「このメンバーでできることをやろう!」と、演奏できる楽譜を探したり、少ない人数でも演奏できるようにアレンジしたり。
そしてなんと、結成からわずか1か月。
各務原市の桜まつりで、初めてのステージに立ちました。
今振り返ると、まだまだ小さなバンド。
でも、リトルバードジャズオーケストラの10年間は、ここから始まりました。
そのときの映像がこちら↓

そこから徐々にメンバーが増えていき・・・








みんなでジャズコンサートに行ったこともありました!

ジャズの大御所、山下洋輔さん(Piano)、坂田明さん(Sax)、森山威男さん(Drums)と!!

ビンセント・ハーリング(Sax)さんと!!

ジャズライブに飛び入りも!!
合宿もしました!!日本昭和音楽村にて。

そして、初めての遠征。埼玉県で行われた山野JAZZに出演しました。本番直前で楽器が壊れて大慌てしたのも、良い思い出です(笑)







地元のお祭りやイベントでもたくさん演奏しました。



そして迎えた、初めての自主企画コンサート。
『第1回 ぎふキッズジャズコンサート』
当時のメンバーは、全員が小学生でした。
「小学生最後の思い出に、自分たちのコンサートをやろう!」
そんな想いから、プリニーの文化ホールで、初めてのホールコンサートを自主開催しました。
まだまだ手探りだったリトルバードジャズオーケストラにとって、ひとつの大きな挑戦。
そして当日は、岐阜県のキャラクター「ミナモ」も応援に駆けつけてくれました!
小さなジャズバンドから始まった活動が、少しずつ大きなステージへ。
ここから、リトルバードの挑戦はさらに広がっていきます。






初代メンバー卒業
リトルバードジャズオーケストラは、小・中学生で活動するジャズバンド。
そのため、中学3年生をもって卒団となります。
ところが、このときのメンバーは、ほとんどが同じ世代。
みんなが一斉に中学3年生を迎えたことで……
一気にメンバーが減ることに(泣)
ようやくバンドらしくなってきたと思った矢先、再び少人数からのスタートです。
「この先、バンドを続けていけるのか?」
そんな不安も抱えながら、また新しいメンバーを募集し、次の世代へとバトンをつないでいくことになりました。

そして、そんな中で忍び寄ってきたのが、新型コロナウイルスの影でした。
2020年。
感染拡大によって、練習も本番もできなくなり、リトルバードジャズオーケストラも活動停止状態に。
ただでさえメンバーが減っていた中で、今度は「みんなで集まって演奏すること」さえできなくなってしまいました。
そんなとき、一筋の光が差し込みます。
ジャズピアニストの国府弘子さんが、YouTubeにリモート演奏のための動画を公開してくださいました。
「これなら、離れていても一緒に演奏できる!」
それぞれの自宅で録音・撮影したこどもたちの演奏を、国府さんのピアノに一人ずつ重ねていきました。
そして完成したのが、このリモート演奏です。
この一本の動画が、6年後——
『ジャズフォーキッズinぎふ2026』で国府弘子さんと同じステージに立つことへとつながっていきます。
そのとき完成した動画がこちら↓
NHKでも取材をいただきました!!
そして、コロナ禍でも様々な助成を受け、対策をとりながらいくつかのコンサート開催することができました。


Katie Fordさんをゲストに迎えて。



サックス大森明さんを迎えて!!


岐阜市のサラマンカホールでも!!クラウン・カノンさん、ジュンさんと!

イオンモールでも演奏しました。

美濃市のジャズストリートで。名古屋ジャズストリートにも出演しました。
コロナも落ち着いた頃、新たなメンバーも迎え再始動!!

リトルバードジャズオーケストラの現団長。団長は代々、小学生が担当しています!

現在は、5名のジャズバンドとして活動中!!メンバーも全パート募集中です。
次にスウィングするのは、この記事を読んでいるあなたかも!?

番外編

「十年一昔」と言いますが、こどもたちの成長は本当にあっという間です。
小学生だったメンバーたちも大人になり、今回のコンサートには、すでに社会人として働いている卒団生もたくさんいます。
仕事の都合で参加できない子。
ステージには立たず、裏方としてコンサートを支えてくれる子。
岐阜を離れ、新しい土地で暮らしている子。
音高・音大へ進み、音楽の道を歩んでいる子。
そして、プロのミュージシャンとして活動し、さらに海外を目指している子。
それぞれが、それぞれの道を歩き始めています。
振り返ればこの10年間には、コロナ禍や自然災害など、思うように活動できない時期もありました。
それでも音楽を通して出会い、一緒に演奏し笑った時間は、きっとそれぞれの中に残っていくのだと思います。
リトルバードジャズオーケストラが、これからもこどもたちにとって、
音楽と出会い、仲間と出会い、いつか帰ってこられる場所でありますように。
そして何より——
この笑顔が、ずっと続きますように。

今日の『ジャズフォーキッズinぎふ2026』は、10年間のゴールではなく、また次の10年へのスタートです。
活動をご支援ください。
今回のコンサートは、「部活動地域展開支援コンサート」でもあります。
今、学校の部活動のあり方は大きく変わろうとしています。
そんな中、リトルバードジャズオーケストラは、学校の枠を越えて、地域でこどもたちが音楽を続けられる「受け皿」のひとつになれるよう活動を続けています。
しかし、少子化や物価高騰に加え、楽器や楽譜の購入、練習場所の確保など、活動を継続していくためにはさまざまな課題があります。
こどもたちが、これからも音楽を続けられる場所を残していくために。
今回のコンサートを「楽しかった!」「これからも続けてほしい!」と思っていただけましたら、ぜひ活動を応援していただけるとうれしいです。
TEKETの「ギフトで応援!」から、100円よりご支援いただけます。
皆さまからいただいた応援を、これからのこどもたちの活動へつないでいきます。
温かいご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。
メンバー募集中!!

現在リトルバードジャズオーケストラではメンバー募集中です。
初心者歓迎!!はじめは誰でも初心者です。最初の一歩を踏み出して、新たなステージに立ってみませんか??
小学生〜中学生まで。金曜夜、各務原市内にて練習中。レンタル楽器もあります。練習に通えれば、愛知・三重等からでもOK!
3日以上経って返信がない場合は、フォームのエラーかメールが届いていない可能性があります。以下まで直接ご連絡ください。
TEL 090-3933-1052 (小島)
※ニューヨージ☆ジャズオーケストラ(乳幼児のための楽器体験)のスケジュールはinstagramにて更新中!!
