第3回じゃずストリートみの
ゴールデンウィークの5月4日、岐阜県美濃市でジャズストリートが開催されました。今年で3回目という事で、本年はうだつの上がる町並みの中のNIPPONIAという宿泊施設の屋外で演奏をさせていただきました。
岐阜県美濃市とは
岐阜県美濃市は岐阜県の中南部に位置する市で、長良川の清流と豊かな自然に囲まれた歴史ある町です。特に「美濃和紙」の産地として知られ、伝統工芸と古い町並みが色濃く残る地域です。
「うだつの上がる町並み」は、岐阜県美濃市にある歴史的な街並みで、江戸時代から明治時代にかけて建てられた商家が軒を連ねています。この地域は、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されており、当時の面影を色濃く残しています。
「うだつ（卯建）」とは、隣接する町屋の間に設けられた防火壁のことです。江戸時代、火災の類焼を防ぐために屋根の両端を一段高くして造られました。しかし、建設には多額の費用がかかるため、裕福な家しか「うだつ」を上げることができませんでした。そのため、「うだつが上がらない」という言葉は、出世できない、生活が向上しないという意味の慣用句として使われるようになりました。
ちょうどツバメの巣作りの時期と重なり、町中にツバメが飛んでいました。ツバメにとっても暮らしやすい町なのかもしれません。
NIPPONIAでジャズコンサート
リトルバードジャズオーケストラの演奏会場は、NIPPONIA。
NIPPONIAとは・・・
「NIPPONIA美濃商家町」はそんな歴史的地区の中に残る和紙原料問屋の別邸「旧松久才治郎邸」を始めとする3軒を改修した分散型の宿泊施設です。日本三大和紙産地でもあることから、ユネスコ無形文化遺産にも登録されている「美濃和紙」を施設のコンセプトの軸として据え、日本の歴史と文化を支えてきた和紙の技術と奥深さを、滞在を通して伝えられる空間にしています。
今回は、ピアノとベースをサポーといただきました。野倉真さん（ベース）、渥美尚史さん（ピアノ）、ありがとうございました。
NHKでも放送されました。 → 東海ニュース
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